カスタムパーツをオンラインと整備工場向けに販売する小売業者のための業務管理コンソールです。受注、予約注文の手付金、入荷中の貨物、在庫、作業ベイを、6枚のシートに分けずひとつの画面で扱えるようにしました。

このお客様は、海外の工場からエアロパーツや内外装パーツを仕入れ、一般のお客様と整備工場の両方に販売しています。日々の業務が、誰も設計していないスプレッドシートの束の上で回っていたため、ひとつのコンソールとして作り直しました。受注、予約注文、仕入先、配送、在庫、作業カレンダーがすべて相互に紐づいていて、ダッシュボードの数値はどれも元の明細まで辿れます。掲載している画面は、実際の社名、顧客情報、数値を差し替えたデータで表示しています。
この規模の事業では、誰も設計していないスプレッドシートが5枚も6枚も並んでいるのが普通です。SKUと在庫数のシート、仕入先とリードタイムのシート、受注のシート、予約注文の手付金を追う表、そして船に載ったままの貨物を管理するタブ。どれも互いに参照していないので、「2週間遅れたあのコンテナに、どのお客様の手付金がぶら下がっているのか」を知るだけで4つのファイルを開いて手計算することになります。たいていは、お客様から先に電話がかかってきます。

スプレッドシートの場合
コンソールの場合

予約注文は、まだ入荷していない在庫に対して預かっているお金なので、売上ではなく負債にあたります。各明細は待っている入荷貨物に紐づいているので、コンテナの到着予定が変わった時点で、影響を受けるお客様がその場で分かります。1か月後に気づく、ということがなくなります。

52 の SKU について、在庫数と発注点、入荷予定数、そして仕入先の外貨建て価格を実際の着地原価に換算する計算をまとめて表示します。行を開けば適合車種の詳細と、その SKU にぶら下がっている予約注文まで確認できます。

メーカー別、カテゴリ別、顧客区分別の売上を、前年の同じ期間と比較して表示します。内訳は受注データから自動で算出しているため、手作業で更新する必要がなく、他の画面の数字とずれることもありません。

ラベル、ステータス、列名にはすべて日本語版があり、ヘッダーから再読み込みなしで切り替えられます。日本のチームにとってこれは付け足しの機能ではなく、そのツールが実際に使われるかどうかを左右する部分です。